手順10_Rapperry Pi 運用における電気代

eyech_nas NAS
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電気代測定目的

家庭用に用いるRaspberrypiのNASであるため、(この電気代高騰の昨今)安い電気代で運用できるに越したことはないです。では実際どれくらいなのか、を実運用環境で比較検証していきたいと思います。

利用構成、測定機材

利用構成

 改めてですが、以下構成でNAS運用しています。セルフパワーUSBHUBを二つ利用している関係で、ACアダプタも二つあるため、電力消費に影響する気がします(※セルフパワー=ACアダプタつき)。

区分1区分2区分3製品名
Raspberrypi 4B 4GBACアダプタ スイッチサイエンスHKR105-13(DC5.1V 3A)
 ├ USBポートセルフパワーUSB HUBELECOM U3H-A408S
 │├ WIFI アダプタNetis WF2190
 │└ メモリースティックADATA UV150 (16GB)
 └ USBポートセルフパワーUSB HUBELECOM U3H-S409S
├ USB SSD 1TBIODATA SSPH
├ 2.5インチHDD 1TB WD WDBUZG0010BBK
├ 2.5インチHDD 4TBWD WDBU6Y0040BBK
└ 2.5インチHDD 4TBIODATA HDPH-UT4DKR

 なお、Raspberrypi に関しては以下の省電力設定を実施済みです。

測定機材

 ECOWATTO をメルカリで購入しました。簡単に測定できるので便利です。

エコワット │ 商品情報 │ ELPA 朝日電器株式会社
エコワットを紹介するページです。朝日電器は配線器具、AVアクセサリー、照明器具、防犯用品など生活に役立つ商品を開発しています。

測定結果

通常のアイドル時に0.3円/時間 となり動画再瀬中は0.4円/時間の表示になることが多いです。数日経過後の測定結果です。画面表示を記録したものです。

3月6日3月9日(3日後)3月11日(5日後)
電気料金111円137円158円
使用電力量5.04kWh6.21kWh7.16kWh
CO2排出量2.80kg-CO23.45kg-CO23.97kg-CO2
1時間当たりの電気料金0.3円/時間0.3円/時間0.3円/時間

簡易ではありますが、158円-111円=47円÷5=約10円。一日あたり10円、となるとひと月あたり300円の電気代、とみることができます。一時間当たりの料金表示の積算とは合わないですが、多く計算結果が出る方を見ておくでいいかと思います。

Raspberrypiの電気代

1か月あたり300円の運用悔過
(ただしまだスリム化し、更なる省電力は検討可能と推定)

300円、ちょっと高い気がしますね。二桁円くらいまでにはいきたいところです。ここには記載していませんが、常時hdmiケーブルでモニタとつながっていたり(切替器を経由しているので常時映っているわけではない)、液晶ディスプレイに利用するサウンドバーのUSB電源も同経路からとっていたりで無駄な電力カウントがあるかもしれません。機会あればこの月300円、どこまで削れるか試したいと思います。

  • サウンドバーなど必要ないものの接続をやめる
  • 液晶ディスプレイ接続をやめる
  • スリム化させてセルフパワーUSBHUBを1個にする(ACアダプタを1個にする)
  • Wifiを内蔵のものに戻す(放熱の観点観点と、性能の観点から外付けを選択していましたが、内蔵でどうなるかは未確認。試す価値あるかも)

 などが選択肢としてあげられます。

まとめと次回予告

300円の電気代の削減は今後検討していきます。固定費削減は家計維持の基本ですので!次回はevernote撤退計画に関して記載しようかな と思います。

EvernoteをやめるのにRaspberrypiを活用した件

~次回予告~

ベランダでネギを育てています。